Judeの伝言

NEETのEってエンプロイメントとエデュケーションどっちがどっちのEでしたっけ?

人と暮らせば

 お久しぶりです。Judeです。


 去年の12月から人の家に転がり込み、家主と2人で暮らしています。

 7月に家族と絶縁してから5ヶ月間、ずっと「1人で生きていかねばならない」と気を張っていたためか、2人暮らしになった途端、なんだか肩の力が抜けてしまいました。当然この生活が長く続くとは限らないので気を抜いてはいけないとは分かっています。が、同時に「この生活が終わったら、死ねばいいのかもな」という気持ちになるのです。家族と暮らして幸せだったことがない私が、人と暮らす幸せを知れただけでも、もう私の人生は充分なのだと思うのです。

 そもそもの問題として、私の幼い頃からの夢は、憎き両親と縁を切ることでした。それが実現した今、私にはもう打ち込むことがないのです。親離れすることを目標にしている人間は、悲しいかな、物理的に親と距離をとったところで、一生己の頭の中に巣食う親の幻影に付き纏われるのです。

 同居人の一挙手一投足に、父親の姿をオーバーラップさせていること、未だに外を歩くときに警戒してしまうこと、何をやっても結果を出さねばと躍起になって、楽しめないこと、愛されていないと思うこと。全部、時間が解決すると信じて、貯金が尽きるまでは、生きてみようと思います。


 それではまたいつか。